経口摂取による体内汚染は不可避!

私たちが普段食べている食べ物には残念ながら多少なりとも汚染されています。ただ、身体にとっては食物や水から毒を取り込んでしまうのは、 想定内のことなので、入ってきた毒に対する解毒システムが備わっています。 とはいえ、できるだけ毒を取り込まないほうがいいのは確か。口に入れるものは考えて選ばないといけません。

意識するだけで有害物質の経口摂取は減らせる。

女医さん

妊娠中は食べる魚の種類と量に気をつけないといけないというのは有名ですよね。 魚が含有する水銀が一定量を超えると胎児に影響がでるからです。何気なく食べているもののなかに有害物質は紛れ込んでいるんですね。

妊娠中は魚に含まれる水銀を気にするけど、普段は気にしなくていいの?と疑問に思う人がいると思います。 これについて答えると、理由は2つあって、1つは私たちが普段の食事からとりこんでしまっている水銀の量が健康に影響するほどの量でないこと、 もう1つは水銀を取り込んでも解毒して排出するシステムがあるので蓄積しないからです。

胎児には、取り込んだ水銀を体外に排出する解毒システムがないので、水銀を摂取した分だけ蓄積してしまいます。 先天的な異常を引き起こす可能性があるので、そのリスクを低減するために水銀の摂取そのものを控える必要があるわけです。

私たちの身体は長い歴史のなかで自然界にある毒物が口から入る危険性に常にさらされてきたので、それに対応するメカニズムが備わっています。 色や形、ニオイなどから食べていいものかを判別しますし、口に入れて味で安全性を確認します。飲み込んでしまってもそれが異常なものであれば、 すぐに嘔吐や下痢といった形で危険性を回避しようとしますよね。

それでも万一、排泄できずに消化器官から侵入してきた毒物に対しては肝臓や腸といった解毒システムが対応して、毒を無害化したり、 排出することで身体に害を及ぼさないように守ってくれています。

しかし、当たり前ですが肝臓や腸が働かなければそうした解毒システムは機能しません。薬物の常用、食品添加物、残留農薬などは解毒に手間がかかる分、 肝臓の消耗が激しいですし、食べ過ぎや飲みすぎ、ストレス、睡眠不足といった不摂生も肝臓に負担をかけて弱らせる原因になります。

肝臓や腸に負担をかけてしまう生活習慣は自分でコントロールしようと思えばできることですが、食品添加物や残留農薬を避けるのは、今の日本ではほとんど無理といっていいです。

今のところ残留農薬も食品添加物も肝臓で分解・処理できるくらいの微毒なので、健康被害も出る恐れはないし、 気にする必要があるものではないというのが公の見解であるようです。

確かに毎日浴びるほどお酒を飲んでいることに比べれば食品添加物や残留農薬の肝臓への負担や健康への影響は微々たるものだと思いますが、 負担をかけてしまうことには変わりはありませんから、存在を無視するというわけにはいかないと思います。

加工度の高い食品ほど食品添加物が配合されているので、できるだけ加工食品は食べないこと、それから野菜や果物は無農薬のものを取り寄せるか、 下ごしらえを手を抜かずきちんとすることで食品添加物や残留農薬を減らすことができます。(※やり方は後述します。)

当サイトとしては毒の取り込みを減らす努力はもちろんですが、毒消しや毒だしといった解毒システムをサポートしてあげることも重要だと思っています。 そこでチェックしたいのが「解毒パワーに優れた栄養素や食材」です。必ず役立つはずですよ。

ひと手間加えるだけ!食品添加物や残留農薬を減らすコツ

食品添加物も残留農薬もひと手間加えることでその量を減らすことができます。いくつかその方法を紹介するので、 取りいれられそうなものは摂りいれてみてください。

湯通しする

ハムやソーセージ、練り物などに多く含まれる食品添加物には水に溶けて流れるものが多い傾向が。これらの食材を使うときは1度下ゆでするといいです。

流水にさらす

水に浸けるのではなく、流水にさらすことがポイント。溶け出した残留農薬を再付着させないためです。皮ごと食べる果物などは30秒ほど流水にさらしてザルに揚げる程度でOK。

酢や塩水に漬ける

2倍に薄めたお酢につけたり、塩水に漬ける、塩もみや板ずりをするといった作業で残留農薬を除去することができます。

外側の葉を取る

葉が何層にも重なったキャベツやレタス、白菜などの結球野菜は、一番外側の葉を取り除くだけでも残留農薬の量は激減します。

下ゆでする

昔ながらの“ゆでこぼし”は、野菜のアク抜きと同時に残留農薬を減らす高い効果がある。非常に効果が高い方法の1つです。

いかがでしょうか?

そんなの知っているよ!というものもあったと思いますが、魔法のような裏技でなくても食品添加物や残留農薬はある程度減らすことができるんですね。 ただ、適当にやるのと丁寧にやるのではやはり効果も違ってきますから手抜きは厳禁です。

このノウハウを知っておけば中国産の食品や野菜・果物も安心して食べられるはずですよ(笑)。

化学物質は毒である

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