化粧品は肌を傷める刺激になります。

きれいになるために毎日お肌のお手入れを頑張っている方は多いと思いますが、皮膚科学を知る皮膚科などの専門家にいわせると、 「何もしないほうが肌はきれいになる」というのが共通した意見です。(※化粧品メーカーと共同で化粧品を使っている人達以外)

その理由ですが、化粧品が肌を傷める刺激になるからです。

化粧品は浸透する?それともしない?

女医

化粧品の広告や宣伝をみると、よく出てくるキーワードが「浸透」。美容成分を肌トラブルのもとに届けることができる=効果があるというイメージがあるので、 「浸透力」をアピールしているメーカーは多いです。

で、実際、化粧品は浸透するのかどうか?というと、答えは「浸透させちゃいけません。」です。

経皮吸収させるタイプの医薬品があるように、今の技術であれば成分にもよりますが肌の奥深くまで浸透させることは可能です。ただ、化粧品でそれをやっちゃダメなんです。 化粧品が浸透していいのは肌の一番表面である角質層までと決まっているんですね。

さらには角質層に浸透させるのであってもバリア機能が邪魔をするので、美容成分を肌に浸透させようと思ったら界面活性剤でバリア機能を弱める必要があります。 肌を美しくするための美容成分を浸透させる目的で、肌を守ってくれているバリア機能を破壊するのがスキンケア化粧品なんです。

皮膚科学を専門とする人達はだからこそ「何もしないほうが肌はきれいになる」というわけです。

どんなに素晴らしい美容成分であろうと、肌みずからが作り出している保湿物資やハリ・弾力を担う成分に敵うものはありません。 そのため、わざわざ肌を傷めつけたうえに、質の低い美容成分を浸透させるなんてことは無駄だし、無意味だし、バカなわけです。

だからそんな無駄なことはしないで、肌に負担をかけるようなことは極力止め、肌本来の機能を引き出して肌みずからキレイになろうとする力を引き出したほうがいいわけです。

もちろん、化粧品を信じるか?肌の自己回復力を信じるか?は自由ですけどね。

「浸透力に自信あり」という化粧品は、それだけ肌のバリア機能を突破する力が強いということなので、肌にとっては「刺激が強い」と思ったほうがいいかもしれません。 肌が弱い人は特に気をつけないといけないでしょう。

化粧品で気をつけないといけない界面活性剤は2タイプあります。

クレンジングに代表される洗浄力の強い界面活性剤

洗浄目的で利用する界面活性剤が一番バリア機能を破壊する力が強いです。できればクレンジングを使わないメイクが理想なんですが...難しいでしょうか?

浸透促進剤としての界面活性剤

破壊というよりはバリア機能を低下させることで美容成分の侵入を促します。クリームに多く含まれており、一応低刺激といわれていますが、肌に刺激なのは間違いありません。

日本人のスキンケアの特徴として洗顔を重要視するところがあります。とにかく肌にメイク汚れや皮脂などが残っているとそれが肌に悪さをするという考えがあるからだと思います。

ただ、メイク汚れが少しぐらい残っていても色素が皮膚に浸透するようなことはまずありませんし、 皮脂もお湯で洗えば落ちるものなので、そこまで必死に洗って、すすいで汚れを落とさなくても肌は耐えられるものなんですね。

多少汚れが残っていても肌のターンオーバーによって古い角質と一緒に汚れも落ちるのでそこまで肌に汚れが残っていることについてはシビアにならなくてもいいです。 むしろ洗いすぎやこすりすぎというほうがよほど肌にとっては負担であると思っていたほうがいいです。

汚肌をつくるのは肌内部に侵入してくる美容成分?

お伝えしたようにスキンケアを頑張ると、それだけバリア機能が損なわれるので、外部刺激に弱くなり、肌内部の水分を保持できなくなるので、乾燥肌もしくは敏感肌になります。

ただ、それだけでは済まないのが化粧品の有害性です。

肌が弱い人などは化粧品が肌に触れたとたんに接触性皮膚炎を起こしますし、そこまで肌が弱くない人でも、肌に浸透させた美容成分が肌内部で酸化することで、 免疫システムがこの過酸化物を排除しようと攻撃しはじめるので、炎症を起こしてしまうことがあります。

炎症すると赤みや腫れ、色素沈着が起こるので、シミやくすみ、色ムラができますし、ひどい人になるとニキビ跡のような凸凹ができます。なんか肌が汚い人っていますが、その原因は炎症です。

また、肌の炎症を促進するものとして皮膚常在菌が減少しているということもあります。

化粧品に含まれている防腐剤などがその殺菌力や抗筋力を発揮して皮膚の棲む皮膚常在菌を殺してしまうんですね。 こうなると皮膚常在菌が防いでいた細菌が増殖してしまったり、均衡を保っていた常在菌のバランスが崩れてしまうので、 肌環境が悪化して、炎症しやすくなってしまいます。

肌が慢性的に炎症を起こしていると、その分、老化を促進するといわれる活性酸素なども大量に発生するので、肌トラブルはもちろん肌老化にも影響してきます。

もし、あなたが一生懸命スキンケアしている割には肌がキレイにならないと嘆いているなら、思い切ってやめてみたほうがいいかもしれませんよ。

化学物質は毒である

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